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機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
本日は、か行の「か」です!
-か-
回転計算尺
通常板状の計算尺を腕時計用に丸め円形にしたアナログ式計算用具。
1940年代から登場し始めた技術者向け製品であり、後に航空パイロット用に特化したブライトリングナビタイマーなどに繋がっていく。
腕時計に、アナログ式計算用具である計算尺が搭載されていて、回転ベゼルやダイアルに表記された目盛りを操作し、かけ算やわり算など計算をするための機能。
回転ベゼルに表記された目盛りを操作することで、速度や距離、燃費の計算や、かけ算、わり算を行う。
1942年、ブライトリングが世界初である回転計算尺付き腕時計「クロノマット」を発表した。
回転ベゼル
腕時計の文字盤の周りにある数字が表記されたリングのこと。
GMTやクロノグラフなど、様々な特殊機能を持つ時計には、この回転ベゼルが用いられる。
距離や残時間、経過時間などが計測できるもの、方位、計算尺や世界の都市名を配したものなど様々な種類がある。
左右どちらにも回転するものもあるが、ダイバーズウォッチなどでは、水中での誤操作を防ぐため左にしか回転しない、逆回転防止式のもある。
ダイバーにとっては、潜水する際の酸素ボンベの残量時間を計る役割を務め、ダイバーの命にかかわる重要な機能である。
鍵巻き
時計のゼンマイを専用のカギを使って巻き上げること。
主に時計の文字盤や裏蓋にゼンマイに繋がっているカギ穴があり、巻き上げや時刻合わせの操作に、専用の小さな鍵状の道具を差し込みゼンマイを巻き上げる。
年代的には、1900年以前の少し古い懐中時計や置時計などに見られる。
カナ
他の車の歯車と噛み合わさり回転運動を伝える役割を担う、車の一部。
歯車は一般的に真鍮(しんちゅう)製の大きな歯車と鋼(はがね)製の小さな歯車が上下に対になるようにつけられている。このうちの大きな方を「歯車」、小さい方を「カナ」または「児歯車」(じはぐるま)と呼ぶ。
三番車のカナ(三番カナ)は二番車と噛み合い、動力を受け取っている。
ガンギ車
クラブツースレバー脱進機のパーツのひとつで、輪列から伝わったゼンマイの動力をアンクルを介しテンプに伝える歯車。
ガンギ車とアンクルが交互に噛み合うことによって歯車の回転運動が、アンクル、テンプの往復運動に変換される。
また、テンプからの振動を歯車に伝える役割も、このガンギ車が担っている。
ヒゲゼンマイに接しており、これを左右に移動させることでヒゲゼンマイの長さが微調整でき、結果、進み、遅れが調整できる。
その多くは緩急計移動用の調節レバーを付加しているが、これがないムーブもある。
またロレックスのムーブでは緩急計に加え、テンプ外輪のアジャストスクリューネジで精度調整できる。
緩急計
ヒゲゼンマイに接しており、これを左右に移動させることでヒゲゼンマイの長さが微調整され、時計の進みや遅れを調整するときに使う。
一般的には、緩急計移動用の調節レバーが付いているが、これがないムーブもある。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆