夏は、お盆休みなどの長期休暇を使って、何かと車で遠出する機会も増えると思います。
そこで心配なのが車酔いなどの乗り物酔い…。
せっかくのお出かけは体調万全で楽しみたいものですよね。
今回のブログでは、車酔いを防ぐ方法と、なってしまった時の対処法をご紹介いたします!

車酔いの深く関係しているのが、耳の中の三半規管

まず、車酔いの原因は、車内の独特な匂いや排気ガスやガソリンの匂い、寝不足や体調不良なども原因となることがありますが、ほとんどが私たちの耳にある器官、三半規管と大きく関係しています。
三半規管とは、鼓膜の内側の中耳にあり、前半規管、後半規管、外側半規管の3本の総称です。
この三半規管に異常が生じると、めまいが起きたり、真っ直ぐ立てないなど身体に異常が起こります。

乗り物酔いは、身体の平衡感覚をつかさどる三半規管と、視覚がずれることによって起こります。
乗り物に乗っていると、景色はどんどん移り変わり視覚刺激が脳に伝わり混乱を起こし、さらに連続的な揺れによって三半規管が上手く機能しなくなるのです。
こうして脳が身体をコントロールできなくなり、つらい乗り物酔いの症状が引き起こされます。
平衡機能が未発達の小学生くらいから中学生くらいまでは特に、乗り物酔いを起こしやすい年齢といえます。
では、どうしたら防げるのでしょうか!?

mirror-1431838-1279x852

上手に車酔いを防ごう!

  • 読書やゲーム、スマホなどで細かい字を読まない。
  • 香水や車の芳香剤など香りがきついものは避ける。
  • ベルトやネクタイ、コルセットやガードルなど、身体を締め付けるものは緩めておく。
  • 空腹や満腹の状態で車に乗らない。
  • 睡眠不足や体調の悪い時は車酔いしやすいのでなるべく乗らない。
  • 窓の景色は遠くを眺めるようにし、定期的に窓を開けてを換気をよくする。
  • ときどきストレッチをするなどして肩や首回りの筋肉を動かし、三半規管への血流をよくする。
  • 「酔ったらどうしよう…」とあまり考え過ぎない。
  • 黒いサングラスをして視覚による刺激を少なくする。

いざなってしまったら…

【効果的な食べ物】

  • チョコレートや飴など 血糖値が上昇し、脳を覚醒させてくれる効果がある。
  • 炭酸水 自律神経や胃の調子や整える。
  • 梅干し 酸味が気持ち悪さを緩和し、唾液をたくさん出すことによって三半規管のバランスを整えてくれる。

【効果的なツボ】

  • 手のひらの中心にあるツボ。
  • 手のひら側の手首の小指寄りにあるツボ。
    これらのツボを反対側の手の親指や、ボールペンなど先のとがったもので、約10回程度軽く刺激する。
  • 内側のくるぶしから、指4本分上にあるツボ。
  • うなじの中央、髪の生え際から指1本分上のくぼみの、さらに左右に指3本分ずらした位置にあるツボ。
    これらのツボを親指などで軽く押す。

今回は薬を使わない乗り物酔いの対策法をご紹介いたしましたが、どうしても心配な場合は、市販の酔い止め薬を事前に飲んでおくのも良いかもしれません。
gps-driving-2-1353290-1279x829

車酔い知らずで素敵なカーライフを☆