先日の木枯らし一号から、だいぶ空気がひんやりしてきましたね。
お鍋が美味しい季節ですね(^^♪皆さんは何鍋がお好きですか?
私は最近、どんなお鍋でもアサリやハマグリなど貝類を入れて出汁を楽しんでおります。
寄せ鍋、ちゃんこ鍋、トマト鍋、キムチ鍋、ごま豆乳鍋…本当にどんな味のお鍋でも美味しくなるのでお勧めですよ☆
しかし野菜が高い……!!

さて本日も、機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
今回は、た行の「と」です!

-と-

等時性

振動する振り子の1往復に要する時間は、振幅の大小に関係なく同じであるということ。
1581年にガリレオ・ガリレイが発見した「振り子の等時性」とういう法則。
時計はこの法則を利用している。

ドーム型風防

水圧を分散させ耐圧性を高めるために、風防の中央部が盛り上がった形状をしているもののこと。
一般的にアクリルガラスがメインであったが、近年ではサファイアクリスタルのドーム型風防も多い。

トゥールビヨン

機械式時計にかかる重力によって生じる誤差を補正・調整する複雑機構のこと。
キャリッジカーゴ枠に調速機と脱進機が収められており、そのキャリッジカーゴが一定周期、一定方向に回転することで、重力の影響を補正する仕組みになっている。
1795年、「時計の進歩を200年早めた男」と呼ばれるアブラアン・ルイ・ブレゲが発明した機構。
フランス語の「渦巻き」という意味からこの名がつけられた。
詳しくは→機械式時計の魅力 4大コンプリケーションとは【1.トゥールビヨン】

時計学

時計の時刻表示や時間経過の測定装置の構造に関する、科学技術のこと。

トノーケース

トノーとはフランス語で「樽」という意味で、樽型のケースのこと。
一般的にレディースモデルに多いデザインとされていたが、近年はメンズモデルにもトノーケースが用いられるようになった。

トランスパレントバック

裏蓋に透明なガラスなどの素材を使用し、ムーブメントやローターの動きを見ることができる仕様のことをいう。
別の名でシースルーバックともいう。

トリチウム夜行処理

暗いところでも時刻を確認できるように、インデックスや針に塗られる放射性物質のトリチウムの夜光塗料。

トリプルカレンダー

月・日付・曜日の3つのカレンダー機構を搭載した時計、またはその機構のこと。
小窓で表示するものや、ダイアル上の目盛を示すポインターデイト表示のものなどがある。

トリマー

クォーツ式時計の時間調整を行う装置。

トルク

物体を回転軸に固定し、それを中心に回転運動をさせたときの、回転軸の周りの力の能率のこと。
回転運動する部品が多い機械式時計では用いられることが多い。
力学的には力と距離の積で表される。

patek.案7

次回より、な行 の基本用語や専門用語の解説です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆