皆さんこんにちは!
本日は、その種類によってテイストや雰囲気も変わってくる、時計の第一印象において重要な時計の「表情」ともいえるインデックスタイプについてです。まずはじめに…
インデックスとは…
時刻やクロノグラフの経過時間を示すための、ダイアル上の時や分を示す目盛りや数字、マークのことで、「アワーマーカー」や「時字」なんて言われることもあります。
アラビア数字やローマ数字、丸型や棒状のインデックスなど、様々なタイプのものがあります。
1.バー
→棒状のインデックス。
長さや太さはモデルによって様々です。
ドレスウォッチに多く見られ、シンプルでシャープ、シックな印象を与えるデザインです。
3,6,9が太目の棒状になっているものが多く、視認性も高く幅広く採用されているインデックスタイプのひとつです。
2.アラビアン/ アラビック
→ローマ数字のインデックス。
1をI、2をII、3をIII、4をIV、5をV…と表記します。
古代ローマ時代に作られた数字を用い、高級感や気品ある印象を与える上品でクラシカルなデザインです。
3.ローマン
→アラビア数字のインデックス。
1、2、3…と表記される。視認性が高いので、特に時刻を確認しやすいのが特徴です。
ドレスウォッチからミリタリーウォッチまで、様々な時計に採用されています。
4.ドット
→丸や四角のドット(点)で時刻を表しているインデックスは、柔らかい印象を与えます。
こちらも視認性に優れているため、ダイバーズウォッチに採用されたり、夜光塗料(➡9.ルミブライト)が用いられていることもあります。
その名から分かるように、円形などのドット形状になっているもののことです。
5.ポイント
→○で表されたインデックスをポイントと呼びます。
ドットとインデックスと混同されることが多いですが、一般的に、ドットは小さい○、ポイントは大きな○、と区別されています。
6.トライアングル/くさび
→三角形の一般的に0を指すのに適したインデックス。
精悍でシャープな印象を与えるデザインで幅広く採用されています。
バーインデックスなど、ほかのインデックスと組み合わせて用いられることが多いです。
7.リーフ
→葉っぱのような形状のインデックス。
1950年代以前には多く見られたクラシカルなインデックスで、現在もアレンジした形状で採用されています。
8.アプライド
→ダイヤルとは別に作られたインデックスのことで、プリントと違い、立体的にインデックスを浮き上がらせることができます。
くさび状の金属部品をダイアルに差し込み固定するタイプのものや、文字盤の裏からプレスして浮き上がらせるもの、または接着するだけのものなど…様々な手法があります。
9.ルミブライト
→高輝度蓄光塗料の塗ってあるインデックス。
太陽光や照明器具の明りを短時間で吸収し蓄え、暗闇で長時間光を放つ夜光で、従来の蓄光塗料に比べて約10倍以上長く光り続けます。
セラミックスを主原料としているため劣化が少なく半永久的に使用可能な上、放射性物質を全く含有していないので、人にも環境にも優しくまた、法的な規制もないので広範囲で使用することができます。
インデックスが薄いグリーンになっているのが特徴です!
あなたの時計のインデックスはどんなインデックスのものが多いですか?
さまざまな「表情」の時計を、シーン別に使い分けるのもいいですよね!
それではまた(^^)/