五月も半ばに入り、少しずつ初夏が近づいてきましたね!
その前に避けては通れないのが梅雨…。
じめじめと湿度も高くなり、くせっ毛の私には厄介な季節です。
人体だけではなく、色々な物に影響を及ぼす湿気。うまく付き合っていきたいものですね!the-rain-has-gone-1470771

そこで今回は、「機械式時計の大敵、湿気について」です。
高温多湿の環境は時計の寿命にも関わってきますので、梅雨の時期の保管方法には注意が必要です!
繊細で脆い構造の機械式時高級時計として知られる機械式時計。精巧なつくりであるが故に、非常にデリケートで繊細です。
しかし逆に、正しい保管方法で保管し、メンテナンスを怠らず大切に扱ってあげれば、大変長く使い続けることができるものでもあります。

機械式時計の故障原因の一つとして、時計のケース内部に水分が入ることです。
特に非防水のモデルの場合、時計を直接水の中に入れなくても、汗や湿気がケースの内部に侵入して、機械内部にサビを生じさせる事があります。

例えば、日付合せや時刻合せでリューズを引いているまま忘れて汗や湿気、雨粒が入り込んでしまったり、ガラス部分がくもっているのを放置してしまったり…。これらはサビを生じさせてゼンマイ切れの原因になる事がありますので注意です。
最近では防水タイプのモデルもたくさんありますが、それでも温度変化には弱いため、普段から水気のある所を避けて使用するのが良いでしょう。
あまり神経質になる過ぎる必要もありませんが、雨の日のお出かけの際は、腕時計もいつもより少しだけ気にかけてあげましょう♪

万が一、水の侵入やガラスの曇りに気付いた場合は、対応の速さが求められます!!
水分が侵入すると、およそ3日で内部の機械にサビが発生し、もともと高額な修理費用がさらに高額になってしまいますので、見つけた場合は少しでも早く業者さんへ連絡をしてくださいね!

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機械式時計は湿気や高温だけでなく、磁気にも弱いので、保管する場所にも注意が必要ですが、弊社のレンタルサービスでは、湿気やほこり、磁気、落下などから大切な時計を守るための専用の保管ケースも一緒に貸し出しをしておりますので、是非ご活用してくださいね!
雨の日も上手く好きなものを身に着けて、心は晴れの日で過ごせますように♪