今月に入ってから快晴で気持ちのいいお天気!という日がなかなかない気がします。
気持ちもどんよりとしがちですが、今週も一週間明るくいきましょう(^^♪
さて本日も、機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
本日は、さ行の「す」です!
スイープ運針
よくあるクォーツ時計のように1秒ごとに秒針が動く ステップ運針とは違い、一秒毎に停止せず滑らかに進んでいく秒針のこと。
主に機械式時計に見られる。
スウォッチグループ
スイス・ビール市を本拠地に、160
オメガ、スウォッチ、ロンジンなどのブランドと、エボーシュメーカーであるETA社が中心となっている。
あらゆる時計メーカーにエボーシュを供給しているETA、フレデリックピゲ、レマニアや、文字盤、ゼンマイ等の部品メーカーを有する。
東京・銀座の中央通りにあって系列の各ブランドが店舗を構えるニコラス・ハイエック・センターがスウォッチグループジャパンの本拠地であり、日本の時計及びジュエリーの修理、
スプリットセコンド
クロノグラフの一種で、メインの秒針と、独立した停止機能を備えた針の2本のクロノグラフ計測秒針を同軸に備えることにより、ラップタイム(中間地点から次の地点までの経過時間)を計測したり、2人のランナーのそれぞれのタイム計測を行なうことのできる機能。
計測をスタートさせると、2本の秒針が同時に動き出し、ストップするとスプリットセコンド針だけが停止する。
再スタートさせると、スプリットセコンド針は動き続けていたクロノグラフ針に瞬時に追いつく。
フランス語ではラトラパンテと呼ばれる。
詳しくは→機械式時計の魅力 4大コンプリケーションとは【4.スプリットセコンド・クロノグラフ】
スプリットタイム機能
スタートからの経過時間の計測を継続しながら表示できる機能のこと。
スペード針
先端部がトランプのスペード(シャベル状の鋤(すき))の形になっている時計の針のこと。
スムーステンプ
機械式時計の心臓部分であるテンプに、チラネジやアジャストスクリューネジが付いていないテンプのこと。
製造段階でバランス調整が施され、精度の微調整は緩急針で行われる。
別の名で、平テンプとも呼ばれる。
スモールダイアル
ダイアル(文字盤)内にある、計機のこと。
秒を示すスモールセコンドや、クロノグラフ搭載機における30分または12時間積算計などが代表的である。
インダイアル、カウンター、レジスター、サブダイアルなどと表記されることもある。
スモールセコンド
ダイアルの中央から独立して配置された秒針のこと。
主に6時位置のインダイアル(サブダイアル)に設置されることが多い。
日本では、略してスモセコと呼ばれることもある。
スライディングギア
時刻合わせとゼンマイ巻き上げを切り替える時に、リューズを押し引きすると内部で移動するパーツ。
ツヅミ車とも呼ばれている。
リュウズを引くことで、巻真とキチ車の連結が解かれ、巻真の先端に取り付けられたスライディングギアと、針合わせ機構の小鉄車が連結する。この状態でリュウズを回すと、時刻を調整できる。
また、リュウズを逆回転させた時に生じる音は、スライディングギアとキチ車の噛みあいが逃げる時の音である。
次回は機械式時計の専門用語、さ行の「せ」です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆