10月ですね!あっという間に今年も残り3ヵ月を切ってしまいました。
年々1年の経過が早く感じるというのを実感し、1日1日を大事に生きたいなと思う今日この頃です(^^♪
それでは本日も、機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
本日は、さ行の「せ」です!

精度

時計の機能の安定性や正確性。
時計の機能の誤差、歩度、姿勢差、日差、月差、年差などの総称。
機械式時計の精度においては、テンプの動作を安定させることが重要とされる。

積算計

時計のクロノグラフをスタートさせ、計測した時間の累計を表示する機能。
一般的にはインダイヤルで、30分、45分、12時間、24時間までを積算表示するものが多い。

セミ・パーペチュアルカレンダー

時計を調整しなくても、4年に一度のうるう年を除いた、それぞれの月に対して日付や曜日などを自動で調整し表示するカレンダー機構のこと。
これに対し、日付の調整が不要でうるうどしまで自動で調整する複雑機構をパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)、年に一度3月1日に日付を調整する必要のある機構をアニュアルカレンダーと呼ぶ。

セラック

ムーブメントのパーツのアンクルにツメ石を固定する時に使用する接着剤。
インドやタイなどの東南アジア、南アジアに生息しているラックカイガラムシの殻が原料で作られている天然素材の接着剤である。
シェラックともいう。

洗浄液

部品の汚れを除去するための専用液で、ベンジン、トリクロロエチレン、工業用アルコールなどがあり、機械による回転洗浄や超音波による洗浄、ハケによる洗浄など、洗浄方法によって使い分けられる。

センターセコンド

秒針が時計の中央についているものを指す。
別の名で中三針時計ともいう。

ゼンマイ

機械式時計の動力源で、香箱などに収められた特殊合金のバネ。
駆動力を生み出すための主ゼンマイや、調速に使われるヒゲゼンマイなど、種類がある。

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次回は機械式時計の専門用語、さ行の「そ」です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆