まだ11月、冬はまだこれからが本番だというのに、ヒートテックやカイロ、マフラーにニット帽、暖房や電気ストーブなど一通りの防寒具を使い始めてしまい、残りの冬を越せるのか…と不安になる今日この頃です。
さて本日も、機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
今回はな行の「に」、「ぬ」です!
-に-
24時間ベゼル
GMTウォッチなどに装着される、1~24の数値が記されているベゼルのこと。
同時に二か国以上の時刻を表示させるために使われる。
日差
時計が1日にどの位遅れたり進んだり、誤差が生じるかということ。時計の精度を表す言葉。
機械式時計は通常、1日に数秒~30秒程度の誤差を許容範囲とする。
高精度認定である「クロノメーター」認定モデルであっても-4~+6秒が基準。
日常生活防水
日常生活での汗や、手を洗うときの水滴、小雨などには耐えられるもの。
水仕事や水上スポーツ、素潜り、潜水など、水圧の変化が激しいシーンでの使用は不可。
これを3気圧防水とよぶのに対して、日常生活強化防水は5~20気圧の防水性能がある時計を指す。
二番車
ムーブメントの中心にある、香箱車(一番車)と嚙み合った歯車。
ゼンマイからの動力を三番車に伝達する役目を持つ。1時間に1回転するため分針が付く。
シンプルな二針、三針の時計ではこの二番車に圧入された筒カナを介し、分針がつけられる。
-ぬ-
ヌーベル・レマニア
1884年スイスのロリエントにレマニア時計会社として設立された、スイスの時計メーカー。
1932年にSSIHグループに参加し、オメガやティソなどにムーブメントを供給していた。
1981年にブレゲの資本投入により、SSIHグループから離れヴァンドームグループの傘下に移行、社名もヌーベル・レマニア社と変更される。
1999年には、ヌーベル・レマニア社はスウォッチグループ傘下となった。
次回は、な行 「ね」~基本用語や専門用語の解説です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆