インフルエンザが流行ってきましたね。
私は30年間で2回程しかインフルエンザにかかったことはありませんが、大人になってからのインフルエンザは非常に辛かった覚えがあります。
ウイルスに負けないように免疫力を高めていきたいものですね!私は青魚やヨーグルトが効果的と信じてよく食べています!
皆さまもお気を付けくださいね☆

さて本日も、機械式時計の世界により興味を持っていただけるよう、腕時計の基本用語や専門用語を解説していきたいと思います。
今回はは行の「は」です!

-は-

ハイビート

テンプの振動数が多いこと。
振動数が多いほど精度は安定しやすいとされるが、部品の摩耗が激しくなるため耐久性においては不利とされる。
一般的には6~8振動の時計が多いところ、1秒間に8回以上振動することをハイビートという。

白金(はっきん)

貴金属元素元素記号はPt、原子番号は78の、白い光沢を放つ金属。プラチナのこと。
金と同じく王水(濃塩酸と濃硝酸とを3:1の体積比で混合してできる橙赤色の液体)以外には溶けない。
また、酸や錆にも強く加工しやすいが稀少価値が高いため、高値がつけられる。
なお、混同しやすいのが、同じく装飾品として使われるホワイトゴールド(白色金)であるが、こちらは金をベースとした合金であり、全くの別物である。

ハック機能

時刻を秒単位で正確に合わせられるよう、リューズを引いて秒針を止めておく機能。
ミリタリーウォッチにおいて特に重視された機能である。
この言葉の由来は、傭兵などが同時に時間を秒単位であわせる際、「ハック」という掛声を使い時間を合わせていたところからきているとされる。

パッキン

水分が入りやすいリュウズ部分の防水性を高めるためにある、ガスケットのこと。

バックル

ブレスレットや革バンド、ストラップを装着する時、腕に固定するための留め具のこと。
ストラップの留め具を尾錠(または美錠)、金属ブレスレットの留め具をクラスプと呼ぶこともある。

バトン針

筒状や棒状の形をしている時計の針のこと。
時計の針の形状には、矢印のような形のアロー針、鉛筆のような形のペンシル針、細長い葉のような形のリーフ針など様々な形状のものがある中で、バトン針は非常にシンプルな形状の時計の針である。

バネ棒

ブレスレットやベルトを、ケース本体に固定するための棒状のパーツのこと。
棒内部にバネを入れて伸縮性を持たせ、バネ部分を押し上げることで簡単に着脱できる。

パーぺチュアルカレンダー 

日付の調整が不要で、閏年(うるうどし)まで計算してくれる機構。
パーペチュアル(perpetual)が「永久」を意味するため「永久カレンダー」とも呼ばれることも。 クォーツ式時計と異なり、機械式時計で再現するには、こちらも大変高い技術が必要となる。
この機構はクロノグラフやムーンフェイズなどの機構と組み合わせた形で作られるのが一般的である。
詳しくは→機械式時計の魅力 4大コンプリケーションとは【3.パーペチュアルカレンダー】

パラショック

1939年にスイスで発明された時計耐震機構。
時計に衝撃を与えたときにテンプの天真が折れないようにするため、バネがついた穴石を用いて支えている。
別の呼び方で、インカブロックともいう。

針(ハンド)

時針・分針・秒針等の針のこと。
アロー針、ペンシル針、リーフ針、バトン針、ドルフィン針、モダン針、メルセデス針、コブラ針、ブレゲ針、スペード針など様々な針がある。
ハンドとも呼ばれる。

バルジュー

1901年にスイスのジュウ渓谷内のレ・ビュに創設された、ムーブメントメーカー。
数多くの高品質・高性能なムーブメントを製造していたが、1970年代にETA社に吸収合併された。

パルスメーター

時計のベゼルやダイアルに記載されている、心拍数・脈拍数を計るための目盛のこと。
脈拍を測り始める際スタートボタンを押し、既定の脈拍回数に達した時点でストップボタンを押すと、1分間の脈拍数を読み取ることができる。
クロノグラフに搭載されていることが多い。

パワーリザーブ

機械式時計の巻き上げたゼンマイの残りの稼働量・稼働時間を表示する機能のこと。 主にダイアルに設置され、その形は扇型が多い。
クォーツ式腕時計の場合は電池寿命、太陽光発電の腕時計は充電不足を表示する。
アップアンドダウン表示とよぶこともある。

 

次回は、は行 の「ひ」の時計基本用語や専門用語の解説です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆