時計用語辞典も残すところ3回となりました!!
それでは本日も早速、時計の専門用語をわかりやすく解説していきたいと思います。
時計用語辞典、今回はら行の「る」・「れ」です。
-る-
ルミブライト
高輝度蓄光塗料のこと。
太陽光や照明器具の明りを短時間で吸収し蓄え、暗闇で長時間光を放つ夜光。
従来の蓄光塗料に比べて約10倍以上長く光り続ける。
セラミックスを主原料としているため劣化が少なく半永久的に使用可能な上、放射性物質を全く含有していないので、人にも環境にも優しく、また、法的な規制もないので広範囲で使用することが可能である。
レギュレーター
時計師や時計メーカーが、機械式時計の時刻調整のためや製品の精度を確認する際に用いる精密時計。
ダイアル上に時、分、秒がそれぞれ別に表示されている(3針独立表示)のが特徴である。
標準時計とよばれることもある。
レクタンギュラーケース
長方形のケースのこと。
クラシックなデザインの時計に用いられることが多い。
レトログラード
ダイアル上の針が、円状ではなく扇状に動き、目盛の端まで達した瞬間に基点に折り返す機構のこと。
主に、秒針やカレンダーに使われることが多い。
分針、秒針、日付曜日針など、さまざまな種類がある。
「レトログラード」はフランス語で「逆行」を意味する。
レジスター
ダイアル内に設置された、小さな計機のこと。
秒を示すスモールセコンド、カレンダー、クロノグラフ搭載機における30分または12時間積算計、パワーリザーブなどを表示する。
スモールダイアル、カウンター、レジスター、インダイアルなどと呼ばれることもある。
レーシングウォッチ
タキメーターや、スプリットセコンドクロノグラフを搭載しており、カーレース時の着用に適した時計。
激しいドライビング中でも時計がずれないように、高いフィット感と、運転中の視認性を高めた構造となっている。
本格的なスポーツウォッチでありながら、単に視認性を高めるだけではなく、デザイン性も高いものが多く、高い支持を得ている時計のひとつである。
次回はら行「ろ」の時計基本用語や専門用語の解説です。
知識とともに素敵な時計を身に着けて、より魅力的に☆